2011/04/04

DOG DAYS第一話感想

リリカルなのはシリーズの原作脚本都築氏rとセブン・アークスによる完全新作オリジナル、ということで個人的に、今期期待の1作。

http://www.dogdays.tv/

ファンタジーな異世界に主人公が召喚されて、いきなり「あなたは勇者です!」といわれて、戦うことになる・・・みたいなテンプレストーリーと思いきや、そこで行われている「戦」は、人が死んだり怪我をしたりすることもない、「風雲たけし城」のような、アスレチック競技で、スポーツかゲームのようなものでした、という第一話。

事前情報で知っていた範疇のとおりの内容ではあったけど、予想以上に「戦」と呼ばれるものが、ユルいスポーツ的なもので、命のやりとりをしてない以上に、勝ち負けで何か深刻な事態が起きるわけでもなく「しょんぼり」するだけというのにはちょっと驚いた。
Gガンダムのガンダムファイトのように支配権のやり取り位あるのかと思いきや、そうでもないらしい。
花火を上げたり、実況解説をしていたり、深刻さがホントに皆無で、どうやらこの世界における「戦」とは、それこそオリンピックやワールドカップのように国の威信をかけた、この世界の娯楽程度のものらしい。
このユルい感じをどう思うかで評価の割れそうなところでは、あるが、個人的にはアリなんじゃないかと思う。

ファンタジーの勇者召喚もののテンプレな話のはずが、この戦のユルい設定のおかげで、なんかちょっと不思議な味わいというか独特のテイストを醸し出している。
割となのはシリーズが、ベタなテンプレの集合体なところがあったので、この作品もそういう物になるのかなあ、と思っていたのだけどそこはちょっと違った。
何かに似ているようなところはたくさんあって、寄せ集め出来ている、というのは、「なのは」も一緒なのだけれど、寄せ集めて組み上げた世界観を見せた1話だけで既に独特の味わいが、際立っている、というのはちょっとすごいかも


ただ、このシリアスなものが何もかかってこない戦いで、どうやって話を転がしていくのか今のところ、ちょっと想像がつかない。、
最期に衣装をまとってノリノリで登場してきた主人公を見たときは、ちょっと笑ってしまったけれど、主人公がこの世界を思いっきり楽しんでいく、そういう作品になるんじゃないのかな、という感じがした。
けっこう健全な話になるのかなぁ。
都築氏の持ち味としては、やはりキャラの個性と、そのキャラの関係性、ドラマ性の組み立てが上手いので、まだ1話では顔見せ程度にしか出てきていないキャラが本格的に活躍が始まってからが本番ではないのかと思います、



関連リンク

春の新アニメ『DOG DAYS』第1話・・・あれ?想像してたのとなんか違うww|やらおん!
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