2011/10/01

最後まで見たアニメ感想まとめて

・快盗天使ツインエンジェル

普通に見たらパチスロ原作で変身美少女モノのパロディ企画のダメなアニメ見しか見えないこの作品。
しかし、これがなぜか、毎週安定して楽しんで見れた。
というのも、この作品、実は、90年代のキッズ向けのB級変身美少女アニメのいい意味で、ダメな部分を含めてほぼ完璧にエミュレートしていた作品なんではないかと思う。
深夜の高年齢層ターゲット作品にも関わらず過渡なエロやパロディに走らず、誰向けなんだと思わせる内容だけど、その実90年代のそのテイストを懐かしんで見れるおっさん向けとして、これ以上ないくらい、的確な作りだったのではなかろうか。
あと、メインキャストが田村ゆかり、能登麻美子、釘宮理恵、堀江由衣と声優陣も熟年でおっさん向けだったと言わざるをえないところもツボでした。


・花咲くいろは

青春モノであり職業モノである、という点はアニメでは珍しい題材でそういったところは好感度も高かったし 決して作品的に悪くはなかった。面白くなかったわけでもないのだけれど、イマイチ乗りきれなかった。
何故乗りきれなかったのか、自分の中で緒花というキャラが最後まで掴みきれなかったからかもししれない。


・ゆるゆり

また女の子だけの日常ものかー、もうそういうのは食傷なんだけどー
と最初思っていたのだけど、なんだかんだできっちり見てしまった。
百合モノ、日常モノとしてよりも、影の薄いアカリンをネタとしていじりまくるなど、むしろギャグ、コメディの要素のほうを楽しんで見ていたのではないかと思う。


・ロウきゅーぶ!

まったく小学生は最高だぜ!
の一言につきると思います。
あと意外とスポコンしてたなーと思う最初の数話と、ああやっぱりバスケは言い訳で小学生の女の子とイチャコラしたいだけなんかいという潔さ。
嫌いじゃないよ。


・TIGER&BUNNY

オリジナル作品で大成功して人気も出ていることは、いいことだと思う。それだけの力のある作品だったことは認める。
けど、あえてここでは個人的な不満を書かせてもらう。
前半、ジェイクが出てくるまではすごく面白かった。
でもそれ以降は、あまり評価できない。
連続ストーリーをやるより、一話完結の気の利いた話をもっと見たかった。
各ヒーローの当番回をもっと見たかった
ジェイク編後、バニーちゃんデレすぎ、ツンをなくしちゃダメだろ。
表面的には反目していても、お互いを信頼しているっていうのがいいんじゃないですかー、わかってない。
前半すごく面白かったし「こういうの待ってた!」と思ったのに
なんかいつの間にか、違うものになっていたというガッカリ感が残った。


・BLOOD-C

世間の評判はともかく、つまらなかった、面白かったでいうなら、意外と面白かった。
ただし、まじめに見ようと思ったら負け。
前半は、かなりたるかったけれど、スプラッタ映画をわははと笑いながら見れる感覚があれば、後半の血みどろ、ネタバラシ、大虐殺は、笑いどころとしては最高。
劇場版が、規制なしでTVシリーズ以上の大虐殺ならそれはそれでちょっと見たいかも