2012/04/04

戦姫絶唱シンフォギア 感想

最終話まで見たので、感想&総括です。

燃えた!
特に最終話は熱血バトルアクションモノとしては完璧なくらい王道。
この作品の重要な鍵である歌にのせての戦闘シーンは超燃えた。
これこれ、これなんだよ、子供の頃から自分が好きな「アニメ」って奴は。
俺はこういうのが見たいんだよ!
と、そう思わせてくれる最終回であり、作品でした、シンフォギアは。

ただもちろんシンフォギアという作品は、そこまで誉められた良作だったかというと、そういう訳でもない。

最初の1,2話は明らかに何かオカシイ展開や、状況、作画、演出の足並みの揃わなさから、突っ込みどころしかない様な出来で、ほとんどネタアニメとしか思えない代物だった。
しかし、作品からは分けのわからない熱量だけは感じる。
ネタとしか思えない展開の向こうに、作り手の本気度がほの見えてくる。

これが、原作者たる作曲家の上松範康氏の厨二全開で「自分の好きなものをとりあえず全部詰め込んでみました」結果で、本当に本気なんだというのがわかってくると、ネタとして笑いながらもだんだん楽しくなってきて、6話の響とクリスのバトルの頃には、もう完全にノリノリでこの作品を見ている自分がいる事に気づく。
シンフォギアに内包されているもののそれは、ほぼ70年代80年代のアニメや特撮のヒーロ物、熱血バトルアクションのノリやテーマそのまま。
それが上松氏の「好きなもの」で、多分全部自分も好きなものばっかりなんだ。
そりゃノリノリにもなるわな。

作品の出来自体は、正直言って粗っぽい、デタラメな所もある。
それでもこの作品は表面を取り繕った、ウケ狙いのお行儀のいい作品にはない、作り手の込めた熱がある。
そしてその熱は自分みたいな人間には届くのだ。

シンフォギアが特別好きというより、自分は「シンフォギアみたいなアニメ」が好きだし、そういう作品を今も昔も欲しいているのだ。




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といいつつBD買うかどうかちょっと躊躇している・・・
キャラソンは結局全部買ってしまったわけだが。
お気にいりは響の歌てる二曲、最初聞いた時のズコー感を超えるとどんどんクセになる、たまんない。

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