2012/01/07

魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY 感想

魔法少女リリカルなのはA'sのPSPゲーム第二弾、通称なのはGOD、ストーリーモードを概ねクリアしたのでその辺を中心に感想をば

なのはGODの感想を取り敢えず一口に纏めると
予想以上、期待以上に面白かった!マテ子最高!
ですw
第一弾のBOAの続編的位置づけにあたる本作なんだけど、その前作の長所、短所を改善してボリュームアップ、パワーアップされていて、とにかく満足度が高い。

今回、一番良かったと思うのはやっぱりストーリーモード。
キリエ、アミタという新キャラが投入されて、ViVid、Force組のヴィヴィオ、アインハルト、トーマ、リリィまでゲスト出演して、正直どうなるか未知数な部分も多かったけど、これがしっかりとまとまっていて、何より、「そうそう、リリカルなのはっつったらこうだよね!」と思えるような都築節炸裂で、すごく良かった。
んで、このストーリーモードの主役というか中心が、前作で敵キャラとして登場したマテリアルズの三人娘だったのも大きい。
実際やる前は、キリエとアミタが物語の中心で、マテリアルズは、チョイ役程度かと思っていたのだけれど、まったくそんなことはなく、むしろ、キリエアミタの方が影が薄いくらい。
実際のとこ、マテリアルズの三人娘は、前作BOA発売後、同人界隈でも本がけっこう作られるくらいに人気があり、自分もかなり気に入っていたので、本作で、ここまでメインで活躍が見られたのは嬉しい限りでした。
マテ子達については、メガミマガジンに掲載されていた都築氏のインタビューで
「声優さんたちやファンの皆さんのイメージを吸い上げて、みなさんが思っていたのはこういうマテ子たちだよねというのをご提供できたかなと。」
と言っているくらいなので、同人やファンの間でのマテ子人気が今回のGODでのマテ子活躍の後押しの一因だったのではという気がします。
BOAでのマテ子は、2Pカラーの水増しキャラくらいの扱いだったのが、なんでこんなに受けたのか不思議だけど、レヴィ役の水樹奈々と、ディアーチェ役の植田佳奈がノリノリでおバカキャラを演じてたのが大きいのと、クール系の田村ゆかりヴォイスのツッコミ役シュテルを加えた三人のバランスが非常に美味しくて一回きりで、捨ててしまうには惜しすぎる素材だったのが大きいのかなと思います。

んで、さらに今回新キャラの「砕け得ぬ闇」こと、ユーリが加わって展開する物語、これがまた泣ける、まさに都築節!
ちょっとネタバレになるかもだけど、今後、マテリアルズ、ユーリたちとなのはたちの再会がもしかしたらどこかであるかもと思わせるエンディングの引きがずるい、特に再戦の約束をしたシュテルとなのはのフラグがいつの日か回収されるのではという期待を抱かずにはいられない。
こういう同人的妄想の余地を残した作りが狙っているのか、本当に上手い。
また薄い本がたくさん出るで、これはw

あと付け加えると、アリア&ロッテ、リニス、プレシアなんかも出てきてA'sの補完話もあるのも、シリーズのファンとしてはやはり嬉しい。特にリニス絡みはこれまた泣ける。

それと、前回今ひとつだった、ゲームシステム、バランス共にかなり改善されていて、クロスレンジ、ロングレンジでの切り替えの攻防が面白くなっているのも大きい。
ストーリーモードでのユーリがかなり強くて、キャラのタイプを考慮して個別に戦術をある程度ねらないと勝てないようになっているのもよく出来てて、最終決戦で苦労する分、エンディング見れた時の達成感、満足度も高くて、そういった所でのバランスも前作より格段に良くなっていた。

ということで大満足のなのはGODでした。
続編は・・・あるのかなあ
マテ子たちとユーリは絶対出して欲しいけど、難しいかなあ


関連:魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY- | バンダイナムコゲームス公式サイト
http://nanoha.bngi-channel.jp/



魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY- (通常版)
魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY- (通常版)

2012/01/06

2011年アニメまとめ

あけましておめでとうございます

ということで旧年中にできなかったので2011年のまとめをば
あくまで個人的なものです、念のため。

とりあえず、2011年で個人的に印象に残ったTVアニメ作品を以下列挙

魔法少女まどか☆マギカ
フラクタル
放浪息子
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!
インフィニットストラトス
DOG DAYS
TIGER&BUNNY
シュタインズ・ゲート
花咲くいろは
C
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
星空へ架かる橋
アスタロッテのおもちゃ
アイドルマスター
うさぎドロップ
快盗天使ツインエンジェル
ゆるゆり
ロウきゅーぶ!
BLOOD-C
Fate/ZERO
LAST EXILE 銀翼のファム
輪るピングドラム
ベン・トー
未来日記
C3シーキューブ
ギルティクラウン
僕は友達が少ない
ちはやふる
君と僕


誰もが口をそろえて言うと思うのだけれど、2011年はオリジナル作品の躍進が目立った年だった、というのは間違い無いと思います。
中でもまどか☆マギカ、タイバニはその人気度で頭ひとつ抜けて目立ったし、自身も楽しくみていました
他にも花咲くいろは、あの花、幾原監督の久しぶりの新作であるピングドラムなど、この一年で、過去数年分のオリジナル作品の当たりが出たんじゃないかというくらい、本数的にも内容的にも充実していたんじゃないかと思います
逆に、どうして今まで、これが出来ずに原作だのみが続いていたんだろうなーという気すらします。

そんなオリジナルが目立った一年ですが、自分にとってこの2011年を代表する作品は、そういったオリジナル作品ではなく、ゲーム原作のシュタインズ・ゲートとアイドルマスターだったりします。

シュタインズ・ゲートは原作ゲームに対する予備知識無しで見いて一気にハマり、原作ゲームにも手を出した作品。
ここ最近は「面白い」と思う作品は多くても、「好き」と思える作品は、殆ど皆無だったのだけれど、
シュタインズ・ゲートに関しては、面白かったというのを超えて、作品的にも、キャラ的にも「好き」という感情までいった稀有な作品。
オカリンと助手がもっとイチャイチャしているのが見たくて、思わず同人誌にまで手を出してしまうくらいには、ハマったという意味で、そこまで好きになれた作品は本当に久しぶり。

もいっこのアイドルマスターは、先日別エントリーで総括も書いてあるので、細かくは割愛。
アイマス好きとして、良いアニメ化が出来て本当に良かったとおもっています。

以上2011年のアニメに関してはアイマスとシュタゲの二強でかなり満足してしまっているので、他にあまり語る気がしないと言うか、語ることがないかも。
劇場作品もけいおん!と星を追う子どもを見たくらいで後は行けずじまいだったし、まどかやタイバニなどその辺は他の熱烈なファンにお任せって感じだし。

あとピングドラムに関して、最終話迎えてから何かしら感想を書こうかと思っていたのだけれど、特に書きたいことが浮かばない。何を書いたらいいかわからないので困ってしまった。
幾原監督の少女革命ウテナが好きだったので、ピングドラムも作品自体は楽しみにしていたし、見ている間はもちろん面白かったのだけれど、最終回に至って、ピングドラムという作品がどんな作品だったのか、なんだったのか、その核心に自分は全く近づけなかったし、能動的に近づきたいと思うほど作品にのめり込めなかった。
作品自体は、どても優れているとは思うのだけれど、自分でそれを読み解いたり、考えたりしたい、とまでは思えなかった。

なぜなんだろう。
もう、たぶん、ゆるゆりみたいな作品を見すぎて脳が幸せ漬けになってしまったために、理屈っぽいシビアな作品を理屈で読み解くような、骨の折れる見方ができなくなってしまったのかもしれない。そうにちがいない。
アニメ見て小難しいこと考えてた頃がなつかしいなあ・・・